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2007年 04月 10日
似顔絵
フィレンツェで似顔絵を描いてもらった。
日本にいて上野公園の階段にいる絵描きに描いてもらおうとはなかなか思わないが、ウフィッツィ美術館でダ・ヴィンチの「受胎告知」や数々の「聖母子像」など見終えたあとでその気になっていたのか、美術館中庭のアルノ川寄りにいたマルチェロ(Marcello)さんに描いてもらうことにした。
壊れた傘をパートナーにスッと差し出し、日よけを頼む。それから20分程度で描き終えてしまった。描いている間、20回もこちらを見ていないのではないだろうか。しかし見るときは非常に真剣なまなざしで2秒から5秒見つめる。顔の形状を見るというよりも、なにか私の内面や本質を見ようとしている気がした。

目、口元に私の暗い内面が現れている感じ。見抜かれたようでちょっと怖くなる。

絵が完成した時、そこにはもう一人の自分(分身?)が存在していた。それは自分であるようで自分でないような・・・。いや、明らかに自分とは別の魂がそなわっているように思えた。「君の魂が見えたら、その瞳を描こう」とモディリアーニに恋人ジャンヌは言われたようだが。私とマルチェロさんは恋仲ではないが、彼には私の魂が見えたのだろうか。



by miwa_kamakura | 2007-04-10 16:41 | Art & Design | Comments(0)
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